ミルトンモデルとは、
NLP(神経言語プログラミング)のモデルであり催眠療法の第一人者として有名な
ミルトン・エリクソンの巧みな言葉遣いを分析・体系化したものです。
ミルトンモデルは、言葉を意図的に曖昧に使います。
それにより、聞き手は自分自身の内的な体験に当てはめてその言葉を解釈します。
ミルトンモデルにのっとった言葉遣いを行うことで、
表層意識の抵抗を受けずに潜在意識にダイレクトに働きかけることができ、
無意識とリソースを活用することができます。
1.名詞化
・・・具体的なことには触れずにプロセスを表す名詞的な言葉。
「問題」、「解決」、「体験」、「愛情」など。
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2.不特定動詞
・・・内容を特定し難い動詞。
「動く」、「変わる」、「思う」、「体験する」、「学ぶ」など。
3.特定名詞
・・・内容が具体的に特定されない名詞。
「人は」、「これは」、「それは」など。
4.連結語
・・・現在起きている事と、将来起きて欲しい事を、「そして」、「している時」、「すると」、
「~によって」など特定の言語でつなげ、起きて欲しい事へとクライアントを導く。
5.マインド・リーディング
・・・憶測、読み 歪曲や一般化を使い、相手の考えが読めているかのように言うこと。
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6.基準の省略
・・・比較対象、基準を省略する。それにより前提が受取られやすくなる。
「より」、「さらに」など。
7.普遍的数量詞
・・・一般化する言葉。
「すべて」、「どんな~でも」、「いつも」、「誰でも」など。
8.必要性の叙法助動詞
・・・選択肢をなくす。
「できない」、「しなければ(ならない)」
9.前提
・・・こちらの前提を相手に気づかれることなく伝える。
10.挿入命令
・・・相手に気づかれずに命令を伝える。「~してもかまいません」
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11.アナログ・マーキング
・・・手を動かす、眉を上げるなどの振る舞いや、声の音量を上げたり、トーンを変えたり、
指示の前・後ろに、間を取るなどにより、「指示」を強めたり、際立たせる。
12.質問挿入
・・・問い掛けや質問を前置きに入れることで、直接でなく緩和して届ける。
13.否定的命令
・・・「~しないでください」という否定命令で伝えてながら、「~すること」を想像させる。
14.曖昧
・・・同じ音や近い音で異なる意味を持つ。
15.事実違反
・・・事実ありえないことを言う。それにより、クライアントは自分に置きかえ、理解しようとする。
16.引用
・・・人が言ったことを引用する。
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